ダレスバッグはデキる男の必須アイテム!

ダレスバッグといえば安定感のあるどっしりと構えたデザイン、がま口状に大きく開く開口部、そして何よりたっぷりと物が入るのが魅力です。最近ではビジネスバッグの種類も大変多くなってきましたが、流行などに左右されずダレスバッグをこよなく愛する方たちはとても多いようです。
ところでダレスバッグという名称は実は日本だけの呼び方で、欧米では一般的にドクターズ・バッグと呼ばれています。戦後間もない頃、アメリカからたびたび来日していたジョン.F.ダレス国務長官は正にダレスバッグと同様のタイプの鞄を愛用していました。これに目をつけた銀座の老舗鞄店がこのタイプの鞄を制作し、ダレス氏にあやかって「ダレスバッグ」という名称で販売を開始しました。高い収納力、美しいシルエットとデザイン、そしてエグゼクティブに相応しい気高さと上品さを持ち合わせたダレスバッグは大ヒットし、それ以降この名前が定着したようです。
使い勝手の良さと威風堂々たる佇まい、古き良き時代を感じさせるダレスバッグは、現在も最高級のビジネスバッグとして多くの男性を魅了しています。

ダレスバッグ人気ブランド情報

抜群の機能性と風格溢れる佇まいを併せ持ったダレスバッグは、あらゆるビジネスシーンでサポートしてくれます。現在では様々なブランドから発売されており、伝統的なクラシックスタイルからカジュアルなデザインを取り入れたタイプ、スマートさを演出したスリムタイプなど実に多様です。
万双のダレスバッグは美しい曲線と重厚感が魅力です。厚みのあるブライドルレザーを惜し気も無く使用した万双のダレスバッグは、使い込むほどに味わいのある表情を見せてくれます。バッグ上部の膨らみ具合は万双ならではの美しさを醸し出し、使用する金具は真鍮からの削り出しによるものでどっしりとした光を放ちます。
アクアスキュータムのダレスバッグは、優れた機能性はもちろんイギリスの伝統ブランドが持つ気品あるデザインが特徴です。丹念にロウが塗り込まれた表面は独特のヌメり感があり、使えば使うほど鈍い光沢を放ち、革本来の艶を楽しめます。
吉田カバンのブランド「PORTER(ポーター)」でもダレスバッグを展開しています。1990年に発売された「PORTER DAM」はベーシックなビジネススタイルで大変人気の高いシリーズです。100%のタンニンなめしではなく、クロムなめしも使用しているためダレスバッグ自体の重さは軽く感じられます。吉田カバンの70周年記念モデルとして発表された「リガード」は、ハンドルがダレスバッグでは珍しい2本手となっているモデルです。また底板を入れていないため、バッグの中に入れる物に応じてマチ幅が変化する作りとなっています。
その他、人気の高いダレスバッグのブランドには「ホワイトハウス・コックス」や「BRIGG(ブリッグ)」、そして日本を代表する鞄・革製品のメーカーの「土屋鞄」もオススメです。

素材で選ぶダレスバッグ

惚れ込んで購入したダレスバッグは、できれば永く愛用したいものです。高級な素材を使用したダレスバッグはそれなりに値段は高くなりますが、やはり別格の存在感を放っています。
ダレスバッグに使用される代表的な革のひとつがブライドルレザーです。ブライドルレザーは今から千年以上も前に英国で開発されたもので、もともとは馬具用の素材でした。驚くべき強靭さと美しさに秀でた革で、ダレスバッグはもちろん靴や小物などに多様される高級皮革素材です。ブライドルレザーは製造工程でタロウと呼ばれる植物性と動物性の油脂をブレンドしたロウを革に染み込ませているのが特徴です。このタロウが革の内部に染み込むまで1ヵ月以上も擦り込み作業を繰り返し、これによって革の繊維が引き締まり、極めて頑強で耐久性に優れた革となるのです。ブライドルレザーを使用したダレスバッグは長年使い込むことで色の深みが増し、独特の美しい光沢と艶を持つようになります。
またヌメ革のダレスバッグは、自然で素朴な風合いと使う人によって違った表情を見せてくれるという楽しみが味わえます。ヌメ革とは植物から抽出されるタンニンという成分に長時間漬け込んで鞣したもので、型押しなどの表面加工が施されていない革です。表面が加工されていないため傷が付きやすいのですが、日光等の光を受けて日焼けしたり、手の脂分が染み込むことによって味わい深い色へ変化するのもヌメ革の特徴です。オークやキャメルなどの色は最終的に「あめ色」と言われる美しい色へと変わっていきますので、ヌメ革のダレスバッグは革を育てる楽しさも味わえます。

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